読書日記 [本]
なぜか縁がなかった帚木 蓬生(ははきぎほうせい)さんの本。
(お名前が読めなかったf^_^;)
少し前から読み初めています。
小説家、文筆家という人達の頭の中は一体どうなっているんだろう、
というのはよく思うことですが、この方の作品には本当にそう思わされます。
精神科病棟という閉じられた場所を舞台にした物語にも、
壮大な歴史(ヨーロッパからアジアまで)ミステリーにも、
根底には精神科医でもある作者の人間を見つめるまなざしが感じられます。。
さまざまなシーンが、まるで映像で観たように、鮮明に浮かび上がる。
少し前に読み終えた大作「ヒトラーの防具」。
戦争に翻弄されながら、その場で力を尽くす登場人物と、
今の自分とでは境遇が違いすぎますが、つい自分の今と比較したりする。
こんな小さな場所で何もできない、変えられないのであれば、
もし戦争のようなことに世の中が動き出してしまったら、
信念を貫くなんてとても無理。 と、思い知らされもするけれど・・・。
哀しく残酷な現実が描かれているのに、
決して人間を否定してしまわないで、希望を見出すところに魅力を感じます。
(お名前が読めなかったf^_^;)
少し前から読み初めています。
小説家、文筆家という人達の頭の中は一体どうなっているんだろう、
というのはよく思うことですが、この方の作品には本当にそう思わされます。
精神科病棟という閉じられた場所を舞台にした物語にも、
壮大な歴史(ヨーロッパからアジアまで)ミステリーにも、
根底には精神科医でもある作者の人間を見つめるまなざしが感じられます。。
さまざまなシーンが、まるで映像で観たように、鮮明に浮かび上がる。
少し前に読み終えた大作「ヒトラーの防具」。
戦争に翻弄されながら、その場で力を尽くす登場人物と、
今の自分とでは境遇が違いすぎますが、つい自分の今と比較したりする。
こんな小さな場所で何もできない、変えられないのであれば、
もし戦争のようなことに世の中が動き出してしまったら、
信念を貫くなんてとても無理。 と、思い知らされもするけれど・・・。
哀しく残酷な現実が描かれているのに、
決して人間を否定してしまわないで、希望を見出すところに魅力を感じます。
2012-07-18 06:44
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