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8月 [日記]

最近、会社帰りに、入院した祖母(96歳)の病院に立ち寄るのが私の大切な時間になっています。

普段はなかなか会いに行けないけど、たまたま病院が会社の近くで。
今月中には退院かなあ、ということなので、それまでの間、デートを楽しみます。

祖母は、耳も遠く、たった今したことも忘れてしまうようになったけれど、
ありがたいことに私たちのことや、感謝の気持ちを伝えることを忘れないでいてくれて、
会うとこちらが癒されマス。

食べ終わったばかりの食器を「私、食べたかな。」と何度も確認する祖母が、
看護師さんに何かしてもらうたびに、「おおきに。すんませんなあ。」と手を合わせ、
私には毎回
「忙しいのにすまんなあ。暗くなるから気いつけて帰りや。みなさんによろしゅう。」と何度も言います。

そして祖母と同室のおばあさんも、
言葉は交わさないけれど、部屋に入るといつも目で挨拶してくれて、
帰る時には手を合わせて見送ってくれます。

あんな風に歳を重ねられたら、と思います。

祖母も以前は、ヤンチャで負けず嫌いなところもあって、
そういうところも好きだったけど。

最後に何が残るかは誰にも分からないし、自分でも決められない。
老いや病気によって現れることが、周りにとって辛いものであったとしても、
それまでのその人の人生を否定したり、なかったことにはならないと思う。

だから余計に、ありがたいなあと思えます。


読書日記 [本]

なぜか縁がなかった帚木 蓬生(ははきぎほうせい)さんの本。
(お名前が読めなかったf^_^;)

少し前から読み初めています。

小説家、文筆家という人達の頭の中は一体どうなっているんだろう、
というのはよく思うことですが、この方の作品には本当にそう思わされます。

精神科病棟という閉じられた場所を舞台にした物語にも、
壮大な歴史(ヨーロッパからアジアまで)ミステリーにも、
根底には精神科医でもある作者の人間を見つめるまなざしが感じられます。。

さまざまなシーンが、まるで映像で観たように、鮮明に浮かび上がる。

少し前に読み終えた大作「ヒトラーの防具」。

戦争に翻弄されながら、その場で力を尽くす登場人物と、
今の自分とでは境遇が違いすぎますが、つい自分の今と比較したりする。

こんな小さな場所で何もできない、変えられないのであれば、
もし戦争のようなことに世の中が動き出してしまったら、
信念を貫くなんてとても無理。 と、思い知らされもするけれど・・・。

哀しく残酷な現実が描かれているのに、
決して人間を否定してしまわないで、希望を見出すところに魅力を感じます。


癒されてマス [テレビ]

最近、またよく流れてるオランジーナ(カフェ編)のCMが好き[るんるん]

リチャードギアが寅さんになってるのもよいけど、
あの男の子!

あの笑い声を聴くと、毎回思わず吹き出してしまいます。


ブレブレ [日記]

なんだかなあ…。

ブレブレな私。

どうすんだ?

全てにおいて上の空な感じです。

高校生の頃、進路が決まらない私は、寅さんの人生に憧れ、
それを父に漏らして怒鳴られた。

今も、そんな感じ。

会社勤めがしんどくて、
お金の計算も料理も苦手なくせに、
一人でこじんまりしたお店でもして暮らしていけないものかしら、とか。

画廊とか本屋さんとか、のぞくたびに、
雇ってもらえないかしら、と考えたり。

一生、賃貸住宅っていうのもなあ、と分譲マンションの検索してみたりとか。

あまりに甘くて無計画だわね。
本当にしたいなら、本気で考えて動き出さないとダメだし。


線路沿いの小さなアパートに、きちんと洗濯物が干してあったり、
花が育てられたりしているのを見ると、
本当に感動&尊敬する。

諦めや妥協じゃなくて、
受容して自分にできることをきちんとできる生き方に憧れます…。


大人のひとりとして… [映画]

先日、京都シネマで見た「少年と自転車」

時間が経っても、映画の中のシーンがいくつも思い浮かび、胸がいっぱいになります。

カンヌでグランプリを受賞したベルギーの作品ですが、
監督が以前来日した際に聴いた、施設で育ったある少年の話が基になっているそうです。

主人公の少年シリルの愛情を求め続ける姿に、胸が痛くなる。
里親になった女性サマンサとの関わりがリアルで。
ただそばにいてくれるということが、どんなに心強いことかと思いました。

私もサマンサのような強さが欲しい…。

残念ながら、京都、大阪での上映はもう終わってしまったみたい。
追加で上映があるといいですね・・・。

「少年と自転車」公式ページ
http://www.bitters.co.jp/jitensha/index.html


あれこれ [日記]

連休の後半は、久しぶりの実家でのんびりしてました。
(今頃、連休の話で…f^_^;)

帰る度に、両親の年齢を感じてしまうようになりました。

おかげさまで二人とも、通院しながらも毎日忙しく過ごしています。
が、今まで苦もなくできていたことが、スムーズにできなくなったり、
身体のあちこちが辛くなったり、
家族や親戚やご近所や仕事での色々…。

子どもは二人ともしっかりしてないし・・・(-o-;)。

毎日、頭も身体もフル稼働でギリギリの状態。

お互い一生懸命なのに、チグハグしてしまい、夫婦ゲンカになったりして。

会話の方向が怪しくなったところに、私がちょっと入ると、ふっと気分が変わったり、笑ったりできた。

何度かそういうことがあり、だんだん二人もほぐれた感じになり、
(帰ってよかった)とは思えたけど、
(もっと頻繁に帰ろうと思えば帰れるのに…)と反省。

帰宅後、「着いたよ」の電話をした後に、また母から電話がありました。

「ありがとう。もっとお父さんを大事にするわ(^_^)。」

もっと頼ってもらえるように、しっかりしたオトナの人にならないとな。

再会月間 [日記]

昔の職場の仲間や、お世話になった方々との再会が続いてます。

ブランクは、半年から5,6年まで。
何年会わなくても、出会った瞬間からリラックスできて、楽しくて。
ありがたいことです。

それぞれに仕事や職場が変わったり、家族や自分に色々あったり…。

辛い、しんどいとは決して言葉に出さないけど、(みんな頑張って来たんだなあ)としみじみ。

思えば、若い頃から年配の方によくしていただいていました。
今回、おじさま達から「もう同期みたいなもんやな!」と言われ、
「それは違います!」と即否定させていただきました(`∇´ゞ。

その頃とは時代も環境も違うけど、
今の私、若い人達の力になるようなこと、できてないなあ、 と思ったりもします。


連休は、大きなイベントはなく、ゆっくりします。

みなさま、良い休日をお過ごしください。

週末 [日記]

会いたかった方にも会えて、良い週末でした。
お天気もよく、車窓からの桜もまだ綺麗でうれしかった。


昨日は、歯医者さんの後、久しぶりの美容院へ。

気楽なひとり者というのは、入学や就職という人生の季節や節目にも自然に遠ざかり、
意識していないと、そういうことにまつわる様々な感情からも遠ざかってしまいます。

やはり春は春らしい気持ちに、と美容院でキレイにしてもらいました。

生活や子育てに一生懸命なお母さん達からすれば、自分のことに時間とお金をかけられることは、
とっても贅沢なことに見えるんだろうな。
自覚はしてます。

そして、この「贅沢」が、おかあさんのごはんを美味しそうに食べる子どもの笑顔一回分には敵わないことも。

悲観することもないけど、そう思う「自分」を分かっておくことは必要だなあ、と思いました。

日々、忙しさを言い訳に後回しにしている自分の「これから」のことを考える上で・・・・。


あ、ご心配なく・・・。深刻な感じではありませんよ(^_^)。

これからどっちに向かいたいのか、ちゃんと考えないとなあ・・・・って話です。

 [日記]

みなさん、いかがお過ごしでしたでょうか?

私は、3月はなんだかなあ、の日々でした。

花粉症が始まり、
口唇ヘルペス出たり、
鼻の下に吹き出物できたり、
会社でスベッて転んでお尻を強打したり(まだ痛い・・・)、
最後に奥歯が欠けたり…。

ふふん。どうです。
かなりな情けない感じでしょ?

さあ、4月からは心機一転。

ひとつもできていない今年(長年の)の目標に手をつけて行こう。


そして [日記]

3月も下旬にさしかかりました。

3月10日、平団長率いるスコップ団は約束どおり2万発の鎮魂の花火を打ち上げてくれました。

当日、部屋でひとり、Ustream中継された花火を見ていました。

雪山に上がる美しく哀しい花火を見続けながら、
これだけ多くの方が犠牲になったという事実にあらためて圧倒されました。
そして、その一人一人を想う遺された人の数は…。

平さんのお陰で、ただ過ぎていく私の暮らしの中で、
まだ出逢っていない人達のことを想ったり、
自分の習慣を変えてみようと思えたりしたのでした。

力を蓄えて、いつかジャンプしたい。

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